入倉伸夫のシニアライフⅡ

         学び合い 〔仲間募集〕 ℡ 048-432-1433

蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を考えるー補助として

蕨市錦町5丁目付近から歩きながら、古を考える》

◇ 一六(いちろく)の市について (1) 

一六の市について考えます、蕨市を含む付近全体は太古から平安~鎌倉時代の始めまでは、浅い水域の下にあり、その水原には葦(よし)や芦(あし)が群生し、また、それらの間には小さな舟ならば通行できる水路ができ、人々の交通は歩行の他に、小さな舟を利用していたと思われます、また、水の増減により、微高地や湿地が、消えたり、現れたりしていたと思われます

そして、鎌倉時代初期には、蕨市付近を覆っていた水域の周囲・現在の川口市前川、芝、小谷場、さいたま市文蔵、根岸、白幡、別所、内谷、戸田市美女木、笹目、新曽(妙顕寺付近)、本町(多福院付近)、元蕨などは既に陸地化して人々が定住していたのでしょう